番外編 サンディエゴダメ男日記



番外編サンディエゴダメ男日記

9月7日(時差とか色々あるけど日本では日本時間、アメリカではアメリカ時間で。)


ついに開始!サンディエゴダメ男日記。


予め言っとくけど全体的に記憶が曖昧なんでその辺は勘弁してちょうだいな。


9月7日ついにその日がやってきた。初めてのアメリカ。初めての海外。全てが始めて。全く理解できな
い英語にも不安はあった。準備不足は行く前から痛感していた。


予定していた勉強量をこなせなかった。心の準備も出来ていなかった。色々あって正直精神的に疲労し
切っていた。不安は尽きない、しかし、既に賽は投げられた。もはや自分には進むしか道はない。


飛行機の乗り方、乗り換えの仕方、そのような基本的なことも解らない自分は、ただ目の前の問題を一
つ一つかたずけて行くしかない。そう自分に言い聞かせるつもりだった。


しかし、人生はそんなに甘いものではない。



                         ・・・



                        ・・・・・・



事の発端は出発前日の9月6日。全ての準備を終え最後にEメールの中身(俺はアドレスが4つある。)
を確認していると、見たことのある名前でEメールが入ってる。


・・・コレゼミの教授じゃないですか。(汗


ゼミの教授が暇つぶしに俺にメールを打つなんて事はまず考えられない。


あるのは何かをしろという指令以外は考えられない。ぶっちゃけ見なかった事にしようかともかなり悩ん
だが、あとで修羅場を見るのは悲惨すぎるのでメールを開くことに・・・。


「メーリングリストが使えなくなってる。直しといて。あとこのメールを他のゼミ生に回しといて。」というも
の。


他のゼミ生ってのは8割がたはメールアドレスがわからないから送りようがない。というとてつもなく痛い
状況。現在の時刻午後11時過ぎ。


明日(9月7日)は朝6時起き。さっさと寝て明日に備えたいところでなんともたまらなくウザイメール



死ね!ふざけんな。マジうぜぇ・・・。


俺はない頭を絞って考えた。最も良い方法を。


 NO,1 しらんぷり。


 NO,2 友達に転送。


 NO,3 明日考える。


 NO,4 現実逃避。別名オナニー。


 NO,5 ゼミ辞める。


やっぱ俺ってなんだかんだで真面目だし、やっぱやる時はやる男でしょ、この状況だと必然的に「明
日かんがえんべ。」選んじゃうわけなんですよ。←キングオブダメ男


それでもやっぱ、なんだかんだで真面目君な俺はやっぱりこのメールの事が気になって中々寝付けな
い。んで仕方ないのでベッドから起き上がり、友達にこの件を依頼するために電話をかける。推定12時
過ぎ。


ゼミに俺とナカの良い男は少ない。何故なら超真面目系のゼミな上、学校で最もハード(勉強量
的に)と噂されたこのゼミに俺と気が合う奴なんているわけぁない(汗


それでも数少ない友達の一人に電話すると、快く引き受けてくれる事に。・・・マジありがとう加藤君♪


ただ、メーリングリストの件についてはパソコンが出来ないんで違う人に頼んでと言われる。この後すぐに
違う人に電話すればいいのだが、気がつくと電話でおしゃべりしていて、電話が終わった時には推定2時
近く。(汗


今から電話は限り無く迷惑なんで明日の朝電話しよう♪ってことでこの日、自分はようやく床についた。こ
んなで良いのかと自分に言い聞かせながら。


出国当日、自分は予定通り6時に起きるが、いかんせん昨日ネタ時間遅かったし、寝不足。この状況で
出発かぁ〜。とかなり微妙な顔つきで家を出る。


しかし、よくよく考えるとこんな朝っぱら電話したら迷惑だな。10時位になってからにしよ。っといい人ぶっ
てみたものの、成田までは高速バス、空港について違う友達に電話したら電話に出ない(汗


かなり動揺しながら各種手続きを行ないつつ、数人に電話するが誰も出ない。


 777からウザイ頼み事が来るって連絡網が回ったのか?


と勘ぐっていたがこのままでは飛行機の時間がきてしまう。


汗ったおれはやむなく再び加藤君に電話。


加藤君はいい人だから当然出てくれますタ。そして加藤君に違う人の電話番号を聞き、


    ぶっちゃけあんま仲の良くない人に電話


し、メーリングリストお願い!俺もうボチボチ日本経つんで。と言って気持ち無理やり頼む事に成功。


少々強引だったが止むをえまい。あ〜疲れた。「よかった〜全部かたづいて。」ッて


気がつくと飛行機の時間が迫り、飛行機の前のゲートに腰を落ち着かせる。後は搭乗開始を待つだけで


飛行機の乗り方なんかさっぱりの自分であったが、気がつくと全ての手続きを終わらせ、搭乗ゲートの前
にいた。


感慨はなかった。電話しなきゃって事で頭がイッパイだったから。


搭乗ゲートで座っていると近くに同年代の女の子が。


心の声「ほぅ時間潰すのも退屈だったし、声でも掛けてみるか。」


俺は彼女に近づき、「すいません、荷物見ててもらえますか?(俺はデカイボストンバックを持ってた)トイ
レ行きたくって。」


女「えっ、あっハイ。」


・・・コレって声掛けるの意味違わないすか?って突っ込みは待ってもらおう、この瞬間俺は彼女のスペッ
クを確認したのだ〜。


トイレから帰ってきたら、「どうもありがとう、同じ飛行機だよね。どこいくの?」って超自然な流れで会話を
するのダァ〜♪


と思ってたけど、あんまスペックが高くないので放置する事に。


ってかスペック以前にブッチャけそんなテンションじゃなかった。


なんで一瞬でも声を掛けようとしたのか自分でも不明。空港マジックか?


まぁ彼女は後にまた登場しますわ。


そんなこんなでようやく飛行機に搭乗。成田〜サン・ノゼまで約10時間ほどだったかな。


「ついてる、窓側の席だ。隣りはどんな人が来るのかな♪」


隣りはおばちゃんでした。日本人の。


しかもすっごい話し掛けてきて、対応に苦慮しました。なんか気に入られちゃったらしくてなんかあったら
アメリカにすんでる私の娘にに相談してとかいって電話番号渡されたし(汗


お前に電話ならともかく、見たこともないお前の娘に電話は出来ないだろ。しかも旦那もちじゃぁ。と心の
中で突っ込むってか、怒りつつも。


表面上は嬉しそうに振舞う好青年(顔は不細工系)!俺って出来た子♪


      これを逆ナンと言うんでしょうか?


そんなオバハンのせいでロクに眠る事も出来ず、機内の全く理解できない英語の放送に動揺しながらも
機内食うめぇと呟く俺。


素で放送わかんないからマジ焦ったよ。日本語も後から続いて流すし、乗務員も日本語はなすから何と
かなるが、サン・ノゼからサンディエゴまでは完全に英語のみ。その状況を想像すると、胸が痛くなる。


もっと勉強しておけば。何度そう思ったであろうか。機内でそのような思いに駆り立てられた自分は遅れ
ながらも、単語帳を開き、必死に今からでもと思い勉強をするのであった。


ようやく実感した。自分はこれからアメリカへいくんだと。そして、1ヶ月帰って来れないと。



          うんっ遅すぎ!



まぁ何とかなるべ。で人生、生きてたし、今回も行けばどうにかなるがコンセプトなもんで(汗 まぁ実際行
ったら同にかなったし。


どれだけの時間が過ぎたのであろうか、サン・ノゼに到着した。そこはもうアメリカ。信じられないがアメリ
カに来た。そんな感慨よりも、この先、どうやって乗り換え飛行機に乗るか?ホストファミリーと会えるの
か?そんな不安が先に来た。


アメリカは9.11のテロ以降、入国審査が厳しくなった事は有名であろう。アメリカに入国する人は誰しも
入国カード、税関の審査等の紙を記入、提出しなければならない。


まぁ俺は当然、係員の前で「I don't have the sheets.」って見事に日本語英語で言った
よ。


ダメ男なもんで勘弁してって言いたかったが、英語じゃ出てこない。


呆れた係員が替わりの紙を俺に渡して英語で、「この紙にこうやって書け!」って説明してたようだけど、
その英語が俺にはさっぱり理解できず(日本人だからって遠慮なし、早口でガンガン話しやがる。)、書い
て見ては、書き直し!



    「ペンシルじゃなくてペンで書け!もう一度!」


         「ココも記入しろ!書き直せ!」


         「ココは書くなっ!もう一度!」



正直言って超目立ってました。クソ恥ずかしかった。


しかも俺は学生ビザを持ってたから、他の人とは違う列に並んでて、他の人から「何ナノあの人たち?」
って感じの目で見られてただけに恥ずかしさ2倍増し。


正直へこんだ。俺には無理だったのかなって思っちゃう位へこんだ。プライドはなかった。プライドをもて
るほどの勉強をしてなかったから。ただ、俺にも意地がある。その意地がズタズタにされた。


屈辱って言葉がぴったりかな。自分の落ち度でそうなるんだから屈辱ってより、自爆なんだけどね(汗。


後でカバンを調べたら入国カードと税関審査の紙が出てきたときは、自分の馬鹿さ加減にいらだたしくな
ったのをよく覚えてる。


そんなこんなでようやく入国審査を抜けると、トライバルエリアとトランスファーの別れ口。ダメ男ちゃんに
もその位は理解できますよとトランスファーへ。


乗り換えの前には再び手荷物検査があり、検査のレツの前には立て札が。内容はよく覚えてないけど、
「食べ物持ち込んじゃダメよ♪」みたいなのだった。


ふいにカバンの中に鳩サブレがあった事を思い出した俺は動揺し、とりあえず誰かにどうすればい
い聞こうと列を離れ道を逆走する。


すると、警備員が追いかけてくる。イカツイ黒人サンが。


「Hey You!」


             はいっ捕まりますタ。


何逆走してんだっ?って言ってたと思う。事情を話したら納得してくれて、その場ですぐ開放されたけど
(汗


ほんと何やってんだか。。。


そして、飛行機へ。でなんとか飛行機乗ったんだけど、なんか今度の飛行機は凄いちっちゃくてしょぼか
った。まぁ距離短いからね。


羽根の接合部分があからさまに錆付いてるのが不安を駆り立てたけど、アテンダントがパツ金美人だっ
たからもうマンタイ。


不安の英語もどうにかってか、英語全くわかんなくてもどうにかなるよ。そういう人がいることも想定して
飛行機運行してんだから。なんか疲れてたからグッスリ寝てたんですぐサンディエゴに。


サアンディエゴに着いた。1時か2時だっただろうか。


サンディエゴ国際空港は人もさほど多くなく、綺麗な空港だった。アメリカらしく大きい空港の中に3つのと
ライバルエリア、到る所に座席があり、アメリカという感じのカートに荷物を積んだ外人たち、所々に日本
人がいるのが印象的だった。


自分も日本人だが、外国に日本人がいるとなんとなく何か嫌になる。何故だろう?


天気は快晴。巨大なパームツリー。イメージどおりのカリフォルニアと言ったところか。さっきまでの嫌な
気分はカリフォルニアの強い日差しが吹き飛ばした。。。


心がはやるのを感じた。アメリカに来た。そう実感した。


久しく忘れていた「この先何が起こるんだろう?」という感情が蘇ってきた。こんな当たり前の感情を最近
は忘れていたんだ。ふとそう思った。


今日からこの異国で新しい生活が始まる。


そんな気持ちの中、ホストファミリーを探した。


出入り口には、同様のホストファミリー達であろう集団が、プラカードに名前を書いて待っていた。5〜6
人はいたであろうか。コレを見るだけで日本人が多いことが伺えた。何せほとんどのカードに書いてあっ
た名前日本人のものだったから。


その集団から少し離れたところに俺のホストファミリーである。マンスコット・バーナードがいた。アメリカ人
ということ以外詳しくは知らなかったので、ちょっと以外だった。


自分はアメリカ人と言う事で金髪のイカツイ外人を想像していたが、実際はメキシコ系の黒髪でひょろっ
としたキャシャナ感じの人であった。身長は175といった所か、俺より小さかった。


歳は30代であろう。予想してたより全然若く驚いた。


俺は片言の英語で挨拶をした。挨拶を考えておけばよかった。言葉に詰まった。


彼は気さくに挨拶を交わし、長旅を労ってくれた。


駐車場まで会話をして歩いた。前にも日本人を受け入れた事があるだけあって、日本人にも解りやすく
ゆっくり言葉を選んで話し掛けてくれた。自然に英語を話せタキガした。


俺は同じレジデントのドイツ人のトビ−について色々聞いた。どんな人かと緊張する俺に「彼はナイスだ。
心配するなと。」言った。


バーナード「とりあえず、これからどうしたい?何か食べるかい?それとも海でも見ながらドライブするか
い?それとも家で休む?」


俺「とりあえず、あなたの家族を紹介してもらえますか?」


バ「家族?それは家って事?」


俺「ハいっ。」なんかこの会話ひっかかった。何で家族って聞き返すのかなって。まぁ後で解るんだけど。


彼の家まではだいたい15分。サンディエゴの道路は日本よりも広いそれに右側通行、パームツリーが
到る所に。サンディエゴでは2階建ての家があまり多くない。1階建ての平屋建てが中心、高さ制限でも
あるのだろう。どの家も広い駐車場と庭がある。


バーナードの家も一階建ての平屋で少し古い感じの家。広い庭には小屋があり、中には健康器具に洗
濯機、乾燥機、ソファーにテレビ。ずいぶんと豪勢な家である。


家に入る瞬間、即席で覚えたドイツ語の挨拶を思い出し、部屋へ入っていった。


トビーは金髪のドイツ人でイカツイかんじだった。タメ年のはずだがとてもそうとは思えない。多分身長18
5から190くらい体重は80位あんじゃないってくらい。K-1選手並の体格って事。


んでもってサーファー。英語も何で語学学校はいってんのって位ぺらぺら。イケメンやね。


俺が家に入ると居間でパソコンをしていた。彼はおもむろに立ち上がり、気さくに話し握手してきた。その
姿は兄さんって感じ。


家は2部屋とバスルーム、居間にキッチン、食事用のテーブルを置いた部屋、ゆったりした感じの家の中
には欧米風の換気扇が天井に。戸棚には様々な装飾品が・・・。趣味悪(笑


この時ようやく気がついたのだが、彼に家族はいない。マダ結婚してないらしい。さっきはちょっと悪い事
を聞いたと反省。


この日、彼らと会話をしながらこの日は暮れていった。。。


ってかこの日、コレ以降は覚えてね〜(汗




←これがバーナードの家。



9月8日

昨日にさかのぼって9月7日の夜。


胃が痛い。冗談ではない。素である。


今日から学校が始まるのであるが、まず第一関門としてバスの乗り方がわからない。そのほかもろもろ
解らない事だらけでそんな事を考えてたら、素で胃が痛くなった。


バーナードに聞いても彼は生まれてこの方、バス・電車には載った事がないのでわからないとか言うし
(汗


(アメリカではそういう人も珍しくないらしい。基本的に車社会だし、バスに乗るのは主に低所得者。つまり
は車を買う金銭的余裕が無い人、という考えが一般的らしい。だからバス・電車などは怖い、危険、とい
った話もあるくらい。コレも地域差あり。


ちなみに夜は乗るな、タクシーを使えとガイドブックには書いてあったが、実際毎日夜も乗ってたけど、特
に問題なかった。)


しかも、トビーは出かけてて何時帰ってくるかわかんないし。もうお手上げ。


しかし、問題はもっと早くおきる。まずバーナードに「明日は朝1時に学校へ行くんだよ。」と言われ焦る
俺。何故なら学校は9時にスタートのはず・・・。事前に渡された資料によると。

なんで1時?ッと思ったのでバーナードに聞いてみると。


「昨日来たばっかで疲れてるじゃないか。ゆっくり休みな。」とか言われて・・・


           初日から学校さぼっちゃえってか?


ッとかなり焦る俺。俺はいやっ学校行くよ。と言うと。


バ「えっなんで?」とか言いやがる。お前はほんとにホストファミリーか?と思いつつ、


俺「いや最初だから。いきなりサボったら他の人と最初から差がついちゃうし。(汗」とか言ってたら。納得
した模様。


     いいのかそんないい加減なホストファミリーで??


学校ある日の起床時間は7時半、家からバスで30分ほどで学校である。この日は早くとこについた。(な
んだかんだ言っててもで爆睡。笑)

翌日。ダメ男でもさすがに初日は遅刻できない。朝起きるとバーナードは既に仕事に、とビーは帰ってき
てた。コレでバスの乗り方は一安心。

朝からアメリカ風に朝シャワーと言う慣れない習慣に


(基本的にフロはなし。バスタブあってもバスタブの栓が締めれるようになっ
てないからお湯を溜められない。泣)


かなり動揺しながらも準備完了。いざ、出陣!学校へ♪・・・と思ったら。


トビー「あれっなんでこの時間に出るの?初日は授業無くてガイダンスだけだから1時に学校に行けばい
いんだよ。」


マジですか?ってか、いきなり勘違い炸裂ですか?っと茫然自失していると、


「俺、時間無いからもう行くわ。1時に学校だぞ。」


俺は「待って、バスの乗り方だけ教えて。」って言いたかったが、アメリカ2日目のダメ
男にそんな高度な質問が出来るわけも無く・・・。


(そりゃ考える時間があれば余裕だけど、瞬間には出てこないんですわ。)


「気をつけてね。(See you later.)」と温かく送り出してしまうのであった。


素で乗り方わかんねぇ。しかも、昨日のバーナードのセリフバリバリ理解してなかったんだ。


俺が「何だこのいい加減なおっさんは?」ッて思ってた頃、


向こうは「何勘違いしてんだこのバカは、聞く耳もてよ。あ〜めんどいか
らいいや。」若しくは


「何だこのアホみてえに真面目なのは、いきなり学校の図書館でも行
って自習でもすん気か?」ッて思われてたんだと思い、一人きりになった家でクソ恥ずかし
がってました。


そしてとりあえず、また寝た。←ダメ男の常識(笑


そしていざ出発時刻、かなりビビリながらまずはバスが問題ッと思っていると、更なる問題が・・・交通法
規がわからねぇ(汗 


基本的には同じなんですが、向こうは車より人間の方に優先権があってどんな場合でも車が止まらない
といけないし、車が止まるのが常識なんですよ。そして、通行者は絶対に急いで綿蝋などと思って走った
り、早歩きする人はまずいない。完全に。


(ってか、そういうのはアメリカでは恥ずかしい事らしい。何でかしらんけど。)


そんな常識も知らない俺は道行く車が来るたび立ち止まり、車も止まり、オロオロし、ダッシュで道を横切
る有様。素人丸出し。あげくに何故か異様に遠回りをしてどうにか教えられたバス停へ。


バスに乗ると・・・とりあえず日本風に(うちの地元風に)後で金を払うものと思い、運転手の前を通り過ぎ
ると、


運転手「HEY! STOP!」


・・・やっぱダメ男だし。こういう結果なんですね。(泣 おいシいっちゃおいしいが・・・。美味しくても話す人
がいねぇ(汗


料金先払いみたいだったんで、かなり恥ずかしい思いをしつつ2ドル50セント払いました。乗ってる人全
員アメリカ人やンけ(汗

黒人サンでかっ(汗

女もでかっ(汗 特にケツ。マジでかっ。日本人のデカイケツなんて比較にならん。

っと彼らの一挙手一投足にビビリながら席につき、外を眺めているのでした。

そして、当然の如く、降りる場所わからね〜(汗

一応、昨日の夜に車でこの辺だよって連れてってもらったんだけど、暗くてよく見えなかったからよくわか
んなくて。

んでもって適当にそれっぽい場所でおりたんだけど・・・。

(学校はサンディエゴのダウンタウンにある。要は駅前ってこと。サンディエゴは田舎だけど駅前はさかえ
てるから探すのは一苦労。)


            結局迷いました(泣


でもそんな事もあろうかと予定より30分早く家を出たよく出来てた俺。さすがダメ男界の赤い
彗星。


30分あるんで余裕で探せる・・・よね?・・・かな?・・・ゲッ鳥の糞が服に(マジ)・・・無理
め?・・・・・・やっぱ・・・なんてやってるうちに・・・


ダメでした。初日ガイダンスにいきなり遅刻です。そんなのありえない。マジありえない。素でありえない。


それでも15分ほどの遅刻でようやく学校を発見♪しょうがないよね、右も左もわかんないんだからきっと
他の人も遅刻してる。そう言い聞かせて学校に入ると。


事務のオバちゃんに。連れられ、新人さんガイダンスの部屋へ・・・。


部屋はこじんまりした部屋で、有り触れた長机が4つ。正方形に並んでいて、7〜8人の生徒と教師と思わ
れる人がなにやら会話をしていた。


どうやら遅刻は俺だけ。


超気まずいので超ハイテンションで笑って誤魔化す作戦で♪


がちゃっ!「Ahaha I'm so sorry to late. I got lost. sory.」なんて感じ。


ンで先生に何か言われるも、当然解らんので雰囲気で察知して笑って誤魔化す。


んで改めて回りを見渡すと・・・うおっ外人さんや。ベッピン♪金髪ハァハァ(^^


んっよくよく見るとにっ日本人がたくさんいる女の子ばっかムフふっ。げっ男もいやがる。しかもで
かっ(汗 日本人の癖に185くらいありやがる。


ワ〜イ、女の子ばっかだ(笑 とテンションはあがったが、自己紹介で面白いセリフが浮ばず、テンション
ダウン。俺んち家訓・・・最初は何かインパクトあることせんと(汗 


ンでもってクラス分けテストでさらにテンションダウン。もういや。でも日本人多いな〜3〜4割は日本人
だ。しかも皆(日本人も)発音矯正してあるし(汗


あからさまな日本語英語を発音する人なんて俺以外いません。お前は今まで
何してきたんだ?ッて素で自分に突っ込みたくなった。


そんなこんなで学校はどうにか終了。この日は授業はないから。説明だけ。んでもってこの日は他の日
本人とも外人とも交わることなく家に帰りました。


まぁこの日から暫くは、毎日学校帰りに遊び行くんで直ぐに家に帰ッたのはこの日ぐらい。後2〜3日もす
ればサンディエゴ遊び倒し日記に変化するものと思われます。






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